窓のない部屋を抜け出して、久しぶりの自転車とオレンジの雲

ひとりごと

窓のない部屋を抜け出して、久しぶりの自転車とオレンジの雲

一日のほとんどを、窓のない部屋で過ごしています。

部屋の中はいつも空調がきいていて、快適。そのぶん、外の気配には疎くなります。肌にかすかに触れる気温や湿度から、「今はこれくらいかな」と想像する程度。

仕事が終わり、建物からそのまま地下鉄の駅へ直結のルートへ。
スマホの画面をスクロールしながら、現在の天気や気温、もう日は沈んだだろうかと、地上の様子を予想するのがルーティンです。

最寄り駅について、電車を降りた瞬間、肌に触れたのは少しなまあたたかい空気でした。

ここ最近は連日の雨。傘を差して歩くことばかりでした。今日は久しぶりの自転車です。

ふと西の空を見上げました。

日没直後の光を受けて、オレンジ色に染まる美しい雲が浮かんでいます。空はまだうっすらと青みを残しているのに、雲だけがスポットライトを浴びたように、鮮やかに輝いていました。

密閉された空間から、一気に鮮やかな世界へ飛び出したような感覚。
「今日は木曜日だったな」

そんなことを思いながら、オレンジ色の余韻に包まれて家路につく、平日の帰り道の話でした。

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