北海道の「山わさび」をおうちで。美味しさと、想定外の洗礼。

おうちごはん

北海道のアンテナショップで、「山わさび」を見つけました。
外食でたまにいただく程度で、自宅で扱うのは初めてのことです。

見た目は、薄いクリーム色をした「黄色いごぼう」といったところ。
土の香りが強く、野生を感じます。

さっそく皮を剥いてすりおろし、ほかほかご飯にかつお節、醤油をたらしていただく……。そんなイメージを膨らませていましたが、ここからがちょっとした格闘の始まりでした。

まずは「わさび用のおろし器」を試しました。驚くほど硬くてかなりの力が必要です。
普通のおろし金に変えてみると、今度は繊維が大きめに残ってしまい大苦戦。

ようやくおろした山わさびをご飯に乗せて一口いただきます。鼻にツンと抜けるピリッとした辛み。
苦労が報われるおいしさでした。

残った分を保存用にしようと、フードチョッパーにかけることに。
ここからも問題は続きます。

チョッパーの刃すら苦戦するほどの硬さだったので、包丁で小さくカットして、少しずつ刻んでいきます。

「そろそろ細かくなったかな?」

チョッパーのフタをあけ、中を覗き込んだその瞬間。
強烈な刺激が襲いかかり、涙と鼻水が止まらなくなってしまいました。

あまりの衝撃に慌てて調べます。
山わさびはすりおろすなど、細胞が壊れると、「アリルイソチオシアネート」という強力な揮発性の辛味成分(ガス)が発生するのだそうです。
その破壊力は強烈で、玉ねぎとは比べものになりません。

苦労して細かくした山わさび。再びチョッパーのフタを開けます。覚悟して開けた2回目も、やはり涙が出ました。刺激に耐えながら、保存袋に入れて冷凍庫へ。

自宅で山わさびを扱うときは、対策が必要だったようです。

  • あらかじめ冷やしておく
  • 換気扇を「強」で回す
  • 場合によってはゴーグルをつける

美味しいものを自宅で楽しむ道は、想像以上に険しいものでした。
山わさびをすりおろす機会があるようでしたら、事前のしっかりとした準備をおすすめします。

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