知らない街へ出かけたときの、夕ごはん選びは悩ましくも楽しいものです。
名物を食べたいし、評判のお店にも行ってみたい。
あれこれあたりをつけながら街を散策し、お目当てのお店を決めて開店時間に突撃してみました。
……が、さすがは人気店。予約でいっぱいでした。残念。
どうしよう。
いつもならスマホで検索するところですが、せっかくのお出かけです。
「知らない街を探検してみよう」と、自分たちのセンサーを働かせて歩くことにしました。
相方の「おいしいものセンサー」を頼りに
私のセンサーはまだまだなのですが、相方のセンサーはなかなかのもの。いつもおいしいお店を見つけ出してくれます。
大通りから一本入った路地に、何やら赤い看板を見つけたようでした。
「あそこ、何て書いてある?」
「焼肉だね」
目は私の方がいいはずなのに、よく見えない段階から何かを感じ取っていたようです。
行ってみると、確かにいい雰囲気の店構えで、店内も賑わっていました。
「2人入れますか?予約はしていないのですが……」
だめかな、とドキドキしながら待っていると、「1時間半だけなら」と席を作ってくださいました。もちろん、喜んでお願いしました。
大将の心遣いと、最高の夕ごはん
清潔な店内では、みなさん楽しそうに食事をされています。
席へ案内される途中、厨房の大将が「(短い時間で)すみませんね」と温かい声をかけてくれました。
お忙しい時間帯なのに、こうして席を作っていただけただけで感謝です。大将の心遣いにほっとしながら、さっそく生ビールを注文しました。
「よかった、おいしい夕ごはんがいただけそう」
その予感は、すぐに確信に変わりました。
次々と運ばれる絶品のお肉
牛タン、カルビ、ハラミ、キムチ。注文した先から、きびきびと店員さんたちが運んでくれます。ミノ、レバー、ロース……広いテーブルがあっという間に満たされていきました。
厨房からホールまで目を光らせている大将。料理だけでなく、心地よい時間そのものを提供してくれているのが伝わってきます。
素晴らしいサービスのおかげで、ゆっくり味わって、最後のクッパまで堪能したのに、まだ1時間も経っていませんでした。
スマホを閉じて歩いたからこその出会い
本当においしかったです。
スマホの画面から少し離れて歩いて、最高の夕ごはんに出会えました。
いいセンサーを働かせてくれた相方にも、感謝しています。



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